Column 歯並びが悪いとどんな困った事が起きるか 四日市市、桑名市、東近江市,弥富市、津市いなべ市、鈴鹿市、亀山市、菰野町、東員町
歯並びにでこぼこが多いところは、歯ブラシが届きにくく歯垢が着きやすいため、虫歯や歯周病になりやすくなります。
前歯が前方に出ている場合は、転倒やスポーツで強打すると、唇を傷つけたり、歯が折れたりします。
また、まだ生えていない永久歯が間違った方向に生えてくる事で、近くの歯の根を溶かして、その歯が使えなくなることもあります。
噛み合わせが悪いと、食べ物を噛む能力が減少し、また、口の周りの筋肉の異常が起こり、物を飲み込む時に舌が前歯の隙間から出た、異常な嚥下を起こす事があります。
成長期に噛み合わせの異常があると、反対咬合では下顎が前に誘導されることで過成長を起こしたり、下顎が横にずれて噛むことで、顔が左右対称になったりします。
また、出っ歯や、反対咬合、または開咬では発音が不明瞭になる事があります。
歯列不正とは歯並びが悪い状態を示し、不正咬合とは歯列と噛み合わせの両方に問題がある状態を言います。
患者さんの中には歯列と噛み合わせは別物と考えている方も多く、時に初診時に噛み合わせではなく、歯並びだけ直したいと言われることもあります。
しかし実際には歯列と噛み合わせは深く関係しており、矯正歯科では、通常、歯列と噛み合わせを切り離して考えて治療する事はありません。
そのため歯並びだけを治したいという患者さんに対しても上下の歯がしっかり噛み合っているかをチェックすることは、治療の上でとても大切なポイントになります。
そもそも矯正歯科治療とは、見た目だけを治すための治療ではありません。
1)食物を効率よく咀嚼して十分に栄養摂取すること、
2)食べかすが残りにくく、ブラッシングがしやすい環境になるよう、歯列や歯の形態を調整すること、そしてその結果として
3)口腔内の健康を維持して歯を長持ちさせるのが矯正治療の本来の目的です。
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